今年の電子申請や財務報告向けに、「GビズIDプライム」は必須!
2024年から2025年度にかけて、介護事業所の電子申請が本格的にスタートして、自治体ごとに、その導入や利用がはじまっています。
ただし電子申請を利用するには、オンラインで行政サービスへログインして認証するシステムがあり、介護事業所を運営する法人は、その認証するIDとして「GビズIDプライム」を取得する必要があります。
最近の介護業界で聞かれる電子申請や財務報告、もしくは補助金でも利用するものなので、このタイミングで「GビズID」の要点や取り方を押さえておきましょう。
このコラムのインデックス
・「GビズID」をかんたんに説明すると
・「GビズID」の法人利用と申込方法は
・「GビズID」取ったか、分からない!
・「GビズID」パスワードを覚えてない!
・グループ会社なら、「GビズIDメンバー」も
「GビズID」をかんたんに説明すると
「GビズID」は個人や法人を管理する認証システムで、様々な行政サービスにログインできるサービスです。
《GビズIDの概要》
「GビズID」サイトにアクセスして、法人の「GビズID」の申請や認証などを行います。
・手続きの難易度:★★
・かかる時間の目安:1週間+45分程度
・かかる費用の目安:切手代
・必要なもの:メールアドレス、パソコン、スマートフォン、郵便用封筒・切手
・アクセス先:デジタル庁「GビズID」サイト https://gbiz-id.go.jp/
※手続きにあたっての諸注意
・GビズIDプライムのアカウント利用者は、 「会社の代表者自身」であること
・既にアカウントを所持している場合は、重複してアカウント申請ができません
・電子申請や財務報告でも利用するものなので、きちんと管理しておきましょう
「GビズID」の法人利用と申込方法は
「GビズID」には、複数のアカウント種別と申請方法がありますが、「GビズIDプライム」と「書類郵送申請」を選びましょう。
アカウント種別
:3種類のアカウント種別がありますが、法人として行政サービスを利用するには「GビズIDプライム」になります。
申請方法
:介護事業所を運営する法人では、書類を郵送して審査を経てからアカウント登録していくため、「書類郵送申請」になります。
(一部の株式会社や個人事業主はオンライン申請も可能になりますが、マイナンバーカードやICカードリーダーを使った、別途の手続きが必要になります)
※手続きにあたっての諸注意
・2024年以降の改定で、GビズIDプライムの情報がオンラインでも申請・変更できるようになりました。
・最新情報については、デジタル庁「GビズID」サイト(https://gbiz-id.go.jp/)をご覧ください。
「GビズID」取ったか、分からない!
法人で「GビズID」を取ったか分からない(覚えていない)場合には、デジタル庁「GビズID」サイトにアクセスして、確認できます。
デジタル庁「GビズID」サイト https://gbiz-id.go.jp/top/
このサイトの「GビズIDを過去に登録済みか確認したい」から、ID(メールアドレス)もしくは、法人代表者の生年月日またはSMS受信用電話番号を入力して、「問合せボタン」を押せば、確認できます。
「GビズID」パスワードを、覚えてない!
「GビズID」パスワードを覚えていない、ロックがかかってしまった場合には、デジタル庁「GビズID」サイトにアクセスして、「ログイン」のメニューから「パスワードを忘れた場合」をクリックし、メッセージに従って操作を行ってください。
デジタル庁「GビズID」ログイン https://gbiz-id.go.jp/oauth/login
ID(メールアドレス)を入力して、メールの受信を確認した後に、再度のパスワードを設定していきます。
グループ会社なら、「GビズIDメンバー」も
複数の介護事業所を運営するグループ法人のように、代表者(本社)と事業所・従業員(支店)のそれぞれで申請(変更)する場合には、組織体に合わせたGビズIDの展開が必要になります。
GビズIDの展開(法人・事業所)
・代表者(本社)は「GビズIDプライム」
・事業所・従業員(支店)ごとに「GビズIDメンバー」
ステップ1:GビズIDの詳しい説明や動画はこちら
◆事業所サポートプラン
GビズIDの取得方法について、詳しく説明しています
◆具体的な操作手順の動画
ステップ1『ほぼ3分でわかるGビズIDの取り方』
◆よくある質問と回答例
ステップ1:GビズIDについて(準備中)
ステップ1:GビズIDのまとめ
ここまでが、電子申請の「ステップ1:GビズID」になり、パソコンやスマートフォンを使用して、多くの入力や操作が必要となりますので、ある程度のまとまった時間と工数を確保して、手続きを行ってください。
そして「GビズIDプライム」は主に法人代表者向けで、最近の電子申請や財務報告、もしくは補助金でも利用するものなので、その登録情報やID、パスワードなどは、しっかりと管理しておきましょう。
また「GビズIDメンバー」は、主に事業所・従業員向けで、複数の介護事業所を運営するグループ法人のように、事業所ごとに、申請(変更)する場合には、組織体に合わせた「GビズID」の展開が必要になります。
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参考情報、出典
デジタル庁「GビズID作成ガイド」
デジタル庁「GビズID クイックマニュアル GビズIDプライム 書類郵送申請編」
デジタル庁「GビズID クイックマニュアル GビズIDメンバー編」
デジタル庁「GビズIDアプリについて」