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2-17. 2025年版「経営報告の解説コラム」 | ステップ1:GビズIDの取得

むずかしい経営情報の報告を、かんたんに手続きできるシリーズコラム3

経営報告や電子申請・補助金向けに「GビズIDプライム」は必須!
《介護サービス事業者経営情報データベースシステム向け》

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この2025年版「経営報告の解説コラム」では、引き続き、経営情報を報告する具体的に報告する手続きについて、解説していきます。
まずその手続きのステップ1は「GビズIDの取得」になり、経営情報を報告するには、オンラインで行政サービスへログインして認証するシステムがあり、「GビズIDプライム」のアカウントを取得する必要があります。
「GビズID」は、最近の介護業界で聞かれる電子申請や補助金でも利用するものなので、このタイミングでその要点や取り方を押さえておきましょう。

《事前の連絡点》
・GビズIDの紹介にあたっては、事前にデジタル庁の担当部門へ確認しており、引用する出典を記載して、利用する画面やURLなどを掲載します。
・GビズIDの情報については、2024年以降の改定で一部、オンラインでも申請・変更できるようになりました。最新情報については、デジタル庁「GビズID」サイト(https://gbiz-id.go.jp/)をご覧ください。

◆このコラムのインデックス
・「GビズID」をかんたんに説明すると
・「GビズID」の法人利用と申込方法は
・「GビズID」取ったか、分からない!
・「GビズID」パスワードを覚えてない!
・グループ会社なら、「GビズIDメンバー」も


「GビズID」をかんたんに説明すると

「GビズID」は個人や法人を管理する認証システムで、様々な行政サービスにログインできるサービスです。
GビスIDのアカウント取得
《GビズIDの概要》
「GビズID」サイトにアクセスして、法人の「GビズID」の申請や認証などを行います。
・手続きの難易度:★★(ややむず) 
・かかる時間の目安:1週間+45分程度
・かかる費用の目安:切手代
・必要なもの:メールアドレス、パソコン、スマートフォン、郵便用封筒・切手
・アクセス先:デジタル庁「GビズID」サイト https://gbiz-id.go.jp/

※手続きにあたっての諸注意
・GビズIDプライムのアカウント利用者は、 「会社の代表者自身」であること
・既にアカウントを所持している場合は、重複してアカウント申請ができません
・電子申請や財務報告でも利用するものなので、きちんと管理しておきましょう


「GビズID」の法人利用と申込方法は

「GビズID」には、複数のアカウント種別と申請方法がありますが、「GビズIDプライム」と「書類郵送申請」を選びましょう。
GビズID2
アカウント種別
:3種類のアカウント種別がありますが、法人として行政サービスを利用するには「GビズIDプライム」になります。
申請方法
:介護事業所を運営する法人では、書類を郵送して審査を経てからアカウント登録していくため、「書類郵送申請」になります。
(一部の株式会社や個人事業主はオンライン申請も可能になりますが、マイナンバーカードやICカードリーダーを使った、別途の手続きが必要になります)

※手続きにあたっての諸注意
・2024年以降の改定でGビズIDプライムの情報がオンラインでも申請・変更できるようになりました。
・最新情報については、デジタル庁「GビズID」サイト(https://gbiz-id.go.jp/)をご覧ください。


「GビズID」取ったか、分からない!

法人で「GビズID」を取ったか分からない(覚えていない)場合には、デジタル庁「GビズID」サイトにアクセスして、確認できます。
GビズID3
GビズID4

デジタル庁「GビズID」サイト https://gbiz-id.go.jp/top/このサイトの「GビズIDを過去に登録済みか確認したい」から、ID(メールアドレス)もしくは、法人代表者の生年月日またはSMS受信用電話番号を入力して、「問合せボタン」を押せば、確認できます。


「GビズID」パスワードを、覚えてない!

「GビズID」パスワードを覚えていない、ロックがかかってしまった場合には、デジタル庁「GビズID」サイトにアクセスして、「ログイン」のメニューから「パスワードを忘れた場合」をクリックし、メッセージに従って操作を行ってください。
GビズID5
デジタル庁「GビズID」ログイン https://gbiz-id.go.jp/oauth/login
ID(メールアドレス)を入力して、メールの受信を確認した後に、再度のパスワードを設定していきます。


グループ会社なら、「GビズIDメンバー」も

複数の介護事業所を運営するグループ法人のように、代表者(本社)と事業所・従業員(支店)のそれぞれで申請(変更)する場合には、組織体に合わせたGビズIDの展開が必要になります。
GビズID6
GビズIDの展開(法人・事業所)
・代表者(本社)は「GビズIDプライム」
・事業所・従業員(支店)ごとに「GビズIDメンバー」


ステップ1:GビズIDの振り返り

ここまでが「経営報告の解説コラム」 | ステップ1:GビズIDの取得になり、経営情報を報告するには、オンラインで行政サービスへログインして認証するシステムがあり、GビズIDのアカウントを取得する必要があります。
GビズIDには、複数のアカウント種別や申請方法がありますが、法人や事業所の運営状況に合わせて、適したものを選択してきましょう。
またGビズIDを取得した際には、そのID(メールアドレス)やパスワードなど、認証するための情報を忘れないように、きちんと法人・事業所間で管理しておきましょう。
さらに複数の介護事業所を運営するグループ法人のように、代表者(本社)と事業所・従業員(支店)のそれぞれで申請(変更)する場合には、組織体に合わせたGビズIDの展開が必要になります。
これも運営する法人本部と報告する事業所が、情報連携する形で、その要点や取り方を押さえておきましょう。
》》》次のコラム 2-18.(準備中です)


◆「電子申請のトリセツ」経営情報サポートプラン

介護事業所の経営情報にフォーカスして、基本的な制度やシステムの紹介から、報告するデータを用意する手順、さらにシステムで登録する操作やQ&Aなどを解説しています。
経営情報サポートプラン1
経営情報サポートプラン2
「電子申請のトリセツ」経営情報サポートプラン
・URL:https://www.kaigokensaku.net/support-plan/finance_member/
・対象者:介護事業所の代表者や管理者
・主な内容:経営報告を解説するスライド、操作手順のショートムービー、よくある質問と回答など


出典、参考情報
・GビズIDの紹介にあたっては、事前にデジタル庁へ確認しており、引用する出典を記載して、利用する画面やURLなどを掲載します。
・紹介する情報はコンテンツ制作時を元にするため、その後に更新されるケースなど、時点によっては変動する場合があります。
デジタル庁「GビズID作成ガイド」

デジタル庁「GビズID クイックマニュアル GビズIDプライム 書類郵送申請編」
デジタル庁「GビズID クイックマニュアル GビズIDメンバー編」
デジタル庁「GビズIDアプリについて」